JCSお疲れ様でした。使用構築晒します
皆さんお久しぶりです。構築を細かく紹介するのはおそらく全国ダブルのグロリアLCQ以来かと思います。VGC2016の節目でもあるJCSが先日終了し、無事に最終日爆死致したので公開します。
メンツはこの通り、オーガゼルネです。
個体詳細
陽気最速。猫騙しを打てて単体火力に秀でており、ある程度の耐久、技範囲が非常に優秀。またSラインも多くの伝説を相手にできる100族ということで採用。基本先陣を切ってもらう突撃隊長だが、猫騙しのおかげで初ターンにはサポートも行える。
臆病最速。このVGC2016で一番ヘイトを集めた主人。ダークホール、このゆびとまれなどの他ムラっ気による有利としか言いようのない運ゲーをしていく。調子の良かった時はこいつとガルーラだけで相手が全ていなくなるというこれGSルールだよな?と疑いたくなるような試合展開に。クロバットと一緒に初手で出すことで相手が面白いほどにスカーフドーブルを警戒してくれたので追い風した後でダクホを打って優位な展開に持ち込めた。15-2まで行き全国が少し見えるところまで連れてきてくれた立役者。命中、素早さ、回避しかほとんど上がらず強い時しかなかった。
のんき最遅で陽気ガルの捨て身耐えまでBに振ったキノコ。申し訳程度のトリックルームに対するコマ。あまり選出率は高くはなかったが出せた試合では何かとお世話になった。メンタルハーブを持つことでゼルネアスを1度多く守ることができた。ほうしなのはワンチャンを残すため。
臆病最速。H振り。なかなかの耐久に怒りの前歯という重要な技を持つ優秀なサポートポケモン。じつはこのパーティでナットレイに負けたことは一度のみなのはこいつのおかげ。挑発ないのはきつかったが、黒い霧はよくクロバットの前で積んでくる舐め腐ったゼルネアスの処理に役立った。あとグロウパンチしてきたガルーラも黒い霧で火力を元に戻せるのも強かった。
臆病最速。メインロムの方はこんげんのはどうでなく熱湯だったが、サブの方は変更するのを忘れてしまいそのままこんげんのはどうで試合を消化した。臆病の最速なのは、足の遅いカイオーガはうまく使えず、かといってグラードンも扱いが下手だったために最速を続けて使った。グラードンもゴリ押しでどうにかしてしまうこともあり最速個体にしたのは間違ってはいなかった。GSルールはこのポケモンと心中しようとオーガレックを使った時に誓ったので使い続けてたがいい夢を見れた。
臆病最速、メガレックの球ガリョウテンセイ耐えの有名な調整のゼルネアス。ガルーラの前でも強引にジオコントロールしていく。メタが進んでおり扱いがなかなかピーキーなところがあったがそれでもジオコントロールができる場面を作りやすい構築だったのでほぼ毎試合出せた。積めた試合はほぼ負けない。
基本選出
初手でドーブルがニードルガードしながら追い風をし、安全にダークホールを打ってからゼルネアスにバック、ジオコントロールする選出。主にアローや鋼、エルフーンやクロバットなど悪戯心、足の速い挑発持ちのいない構築に対しての選出。初手の制圧力が低いため一度交換を挟み最速起きのリスクを伴ってしまうがゼルネの耐久かわりかし安心できるものだったので積極的に狙っていけた。また、多くの人がなぜかクロバットをスルーしてくれるので追い風を再度展開することも多く、ゼルネを失ってもカイオーガで試合を運べることも多くあった。ナットレイに対しても怒りの前歯2回でダブルダメージフルパワーの潮吹きの圏内に入るのでそんなに苦労した覚えはないです。(一度こんげんのはどうを打たざるを得なかった場面で外したくらい)
対BIG6
ガルーラとファイアロー、ガルーラとドーブル、ドーブルとゼルネアス、ボーマンダとゼルネアスのどの初手でも何か一つは対抗手段を持てるようにとの初手のクロバットガルーラ。ボーマンダが来た際は黒い霧でこちらのガルーラの威嚇を解除するなどの使い方もあった。クロバットがラムを持っているためスカーフドーブルにも対応できるが、スカーフドーブル+横取りファイアローで追い風を取られた時は泣きたくなった。横取りはいつもよぎるがその並びでそれしてくるとは全く想定していなかったのでかなりのキツさがあった。やはりBIG6は対応力や扱う人によって違う一面を持っているので厳しいものがあった。あと物理グラードンがオーガゼルネにとってきついのは皆さんも知っていると思いますが、うまいことグラードンを誘い出してカイオーガで天候を取らなければ勝ち目はないので非常に神経をすり減らす相手でした。
対グラカイスイッチトリル
マッチングした瞬間に諦めモードになる。特にナットレイやドータクンがいるとなおさら。グラードンがこないことを祈りつつカイオーガで潮吹きしてダメージを稼ぐしか勝ち筋がほぼないと言ってもいい。モロバレルのおかげでわりかしなんとかなっていたのはよくわからなかったが、なぜ勝てたのか未だにわかってない試合もチラホラある。
対オーガレック
苦手な構築だが、自身が使っていた経験があるため相手のとる行動をピンポイントで読んでなんとか勝てていた。レックウザが来た場合はゼルネを守らせつつ、追い風を展開。次のターン怒りの前歯でレックウザのタスキを潰してマジカルシャインを打つ。カイオーガの場合怒りの前歯とジオコントロールをするが、どちらも隣次第なところはあるのでその場その場のひらめき。
今年でジャパンカップは3度目でした。一番初めに参加したVGC2014はまだ初めて半年も経っていない頃での参加だったので、今見てもプレイングがかなりお粗末で見るに堪えないです。去年はボーダーラインに手が届きかけており、そこからの連敗で爆死。今年はそもそもルールが俺には難しいものだったので初めから予選を抜ける抜けられないのレベルにいないことはわかっていたのですが、いざやってみたらなぜかボーダーラインに手が届きかけていました。ですが去年も今年も、あと少しのところで勝ちきれないというなんとも悔しい結果に終わってしまい、来年は新作が発売したあとの新環境なので抜けられるように集中力を鍛えていきたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ゲッコウガがいない?
いやだって、このルールだと微妙すぎて扱いにくかったんですもん…