ジョンソンのポケモン三昧

ポケモン関連のブログです。主にダブルバトルになります

高校1年のときに0点を取った話

どうもジョンソンです。今回はポケモンと全く関係がなくタイトル通り高校時代に0点を取ってしまった話です。未だに0点にされた理由が納得いかないので記事にすることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0点を取ったのは高校入学してすぐ、夏休み前の1学期期末テストでした。

僕が入学した高校は普通科ではなく、工業高校の機械科でした。普通科の方は何を学んでるのかイマイチイメージがつかないと思います。ぼんやりと機械のことを学んでるのかなーと。実際そうなんですけど、僕らが学んだことは機械の作り方ではなく機械を使ってものをつくる方法でした。

例えば金属を溶かして型に流してつくる鋳物、これはどこにでもあります。みなさんが利用してる車や日常雑貨などいたるところに見られますね。ちなみに僕の専門は機械旋盤というもので、これは加工したいものを回転する台(チャックと呼ばれるもの)に固定し回転させ、そこにバイトと呼ばれる刃物を当ててものを削るものです。どれくらいの速さで回転させるのかというと、だいたい荒削り(一番初めに削るとき。だいたいの形決めのこと)が毎秒550回転、仕上げ削り(その名の通り荒削りのあとを綺麗に仕上げること)が毎秒1020回転から1800回転ほどです。回転数見ただけでも危険なことだと思う人もいるかと思いますが、この機械旋盤は事故により人が亡くなってしまったり指がなくなったりすることが常に起こりえます。過去に僕の学校であったことは回転中の機械に巻き込まれて顔が抉られた事故、指がなくなる事故や固定する台にしっかり固定されず、鉄の塊がものすごい速さで吹っ飛んであわや大惨事というようなことがありました。僕らの世代は幸いにもそのようなことはなかったんですけどね。ちなみにこの機械旋盤ですけど、国の定めた試験が存在し、筆記試験と実技試験を受けて合格すれば国から認められた国家資格を取得することができます。僕も3級普通機械旋盤と、これとは別のテクニカルイラストレーションという今回0点を取ったテストと関わる機械製図の3級を持ってます。

これがその証拠のバッジになります。

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ちなみに機械旋盤の合格基準は実技試験での作ったものが、図面で指定された寸法の±0.5ミリ以下、一部では-0.1〜0.05ミリと指定されているところもあります。なぜそういう指定があるかというと蓋と本体みたいに作ったもの同士を嵌め込むので、その範囲に収まってないとぴったりとはまらず、はめられてもガタガタするからです。まぁ、合格率70パーセントだったかな?と思うので6ヶ月練習すれば誰でも取れます。多分(僕の受けたときは10人受けて合格は5人でした)

 

 

それはさておき

 

 

0点取った話です。

先ほどもチラッと出てきましたが、僕が0点取ったテストは機械製図というものです。

機械製図というのはどういうものかというと、加工するためには図面が必要になります。それを作成するための基本知識を身につけるための授業です。具体的にどんなことしてるのかというと、立体的なものを横から見た場合や上から見た場合、前から見た場合の見え方を図に表すということです。その逆に前、横、上から見た図を立体的な図に直すということもあります。テクニカルイラストレーションという資格は後者の方の資格ですね。

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この例で出した画像は簡単すぎて秒でやれますがまぁわかりやすいでしょう。高1のときにやってたことはこの右側のものを左側の図のようにすることでした。

こんなんでどうやって0点取ったの?って思ってる方もいるでしょう。

 

 

安心してください。僕も全くわからないです。

 

 

ではなぜ0点になったのか、当時教科担任から言われたことがこれです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だって紙の向きが違うから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

????

よく理解ができない。

というのもこのテスト、期末テストの割にクッソテキトーだったのである。

試験の内容は

 

問題となる図を書いた紙を渡される。

何も書いてない白紙(サイズはA4)を渡される。

問題となる図の上、横、前から見た図を白紙に書く

 

このような内容だった。

はて、どこが問題だったのか?

 

そしてそのあと言われたこと。

「いや、だって君だけがクラスの中で短い方が上向きになってたんだもん」

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

 

 

 

 

まさにこれとしか言いようがない。

機械科は5教科以外に機械的な専門授業があり製図もその1つなのだが、中間、期末の両方でテストがある教科とない教科がある。この製図は中間はなく、期末のみだった。つまりどういうことかというと、期末のみのテストなので、がっつり1学期の評価に影響してしまう。そのため後にも先にも製図で2をもらったのはこの1学期のみで、この教科担任から変わった2年からは4〜5だった。

そんなこと言うんなら解答欄くらい作れやクソジジイって漏らしてしまいめっちゃ怒られました。でもそれを言ってしまうのも無理はないと思います。

だって、夏休みに入って、部活も休みで、クーラーのある部屋でグータラしてたらいきなりてめーから電話かかってきて補習だぁ?そんなこと終業式前に言ってなかっただろーが。ふざけんなや死ね。

しかも、僕の学校は3年の夏までクーラーはおろか、扇風機すら教室になかったTHE 体育会系な学校だったので40度近い教室で延々と説教されるとかやってられるかってなりましたね、ただでさえ今は楽しくポケモンして騒いでいますがその頃からのリア友曰く「高1のときのお前は常に目つきが殺人犯のそれで、口を開けば死ねとか殺すとかの物騒なことしか言わなかった」らしい。あんま覚えてないけど確かに荒れてたことは覚えてる。

 

 

まぁここまで長々と書いたけど、何が言いたいかというと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭のわいた定年間近の老害クソジジイ死ね

 

 

 

 

 

追伸:僕は機械科でものづくりを学びました。決して普通科が学ばないことばかりです。ただ、どうにも一部の方は機械科のことを見下してる節があります。確かに最近は機械での自動加工や人件費の安い海外に工場を構えて生産したりしてますが、新しくものを生み出すのは僕たち専門知識を持ったエンジニアです。そのことに僕たちは誇りを持っていますし馬鹿にされたらお前らが日常で何気なく使ってるものは俺たちの(直接ではないが)先輩が苦労して考え、創り出したものなんだぞと言いたいです。ポケモンなんかでもよくキレてDS壊したりしてる人を見かけますが、僕たちエンジニアからしたらちょっぴり悲しくなります。楽しんでもらいたくて作ってるのに、ストレスをぶつけられるという事実は確かにポケモンというゲームをやってる以上仕方のないことかもしれませんが、ものに当たるのはやめて、長く使い続けてください。そうしてくれると報われる気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、今は食品工場に勤めて機械加工なんか一切してない自称エンジニアからの言葉でした。

 

最後で説得力なくなったね。でもぼくも準伝厳選で台パンするから仕方ない